宇治上神社は宇治川東岸、朝日山の山裾にある神社。応神天皇の離宮がこの地にあり、宇治神社と一対で宇治離宮明神、八幡社と呼ばれる。平等院との深い関連性があり鎮守社と言われている。

国宝に指定されている本殿は、平成に入ってからの年代測定で平安時代後期1060年頃のものと判定され、日本の神社建築の中でも最も古いものであるという事が分かった。まさに歴史ロマンあふれる神社である。

国宝に指定されている拝殿は、鎌倉時代前期の造営された。宇治離宮の建築一部とされ、
寝殿造り風の切妻造に檜皮葺きの住宅建築である。